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僕が好きな作家の一人、酒見賢一さんの本です。

(ちなみに、酒見さんの著作に関する僕の感想はこちら

いつも利用してる図書館に置いてなかったので、

わざわざ隣の市の図書館に行って貸し出し手続き登録してまで借りてきました。

(好きな作家なのに買わないのかというツッコミはご勘弁を、

僕は本が面白かったのを確認してから買うタチです)


あとがきによると、この本は「NHKラジオ 中国語講座」という雑誌に連載されていた

「古今中国人物論」に加筆・訂正をしたものだそうです。

といっても中身は人物論に限らず、易、仙人、孫子、拳法など中国の思想に関する事柄を

いつもの酒見さん流の視点と文体で書かれてます。


この本の前半は、劉備の人物評、左慈などを含めた仙人について、

関羽が死後に神として祭られる事になった経緯など、三国志関係が多く、

「泣き虫弱虫諸葛孔明」を思い起こさせる軽妙な文体なのですが、

中盤の易的世界、孫子、季衛公問対辺りからは、真面目な内容が多くなってきます。


後半の中国拳法、王向斎については、

本全体の2分の1に近いページ数を割いてあって、かなりの力の入れようです。

形意拳、八卦掌、太極拳などの流派や拳法家達の逸話や武勇伝を取り上げています。

それはそれで大変面白いのですが、中国拳法の武術的な面だけでなく

気功法の一つ、站椿功(たんとうこう)など健康的な側面をも取り上げてるのが面白いです。

僕は、最近筋トレを始めたばかりなので、

こういった健康や身体を鍛えるという項目には、特に興味を惹かれました。

高名な武術家の中には、「少年の頃は病弱だったけど、武術を始めてからは健康になった」という人が意外に多いそうです。

また、三十七歳にして武術を志し「神拳李」と称されるまでになった李能然の話も興味深かったです。

新しい事を始めるのに年齢は関係ないという考え方は、間違ってないのかなと思いました。

まとめ

この本を読んでると、酒見さんの中国に対する敬意や愛情をひしひしと感じますね。

最近は日本の報道などで、何かと悪く書かれがちな中国ですが、

悪い面ばかりに目を向けずに、いい面も見てしっかり中国という国を理解しないといけないなと思いました。

中国雑話 中国的思想 (文春新書)中国雑話 中国的思想 (文春新書)
(2007/10)
酒見 賢一

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